サイトトップへ 体験記トップへ mail to Jimbo 2003.08.18.


イベント講義&講師2連チャン
          〜バスケはOK!でも講話は何度やっても・・・

第一話 ミスタードーナツ・フレンドシップフェスティバルin神戸

 Jは数年前、ダスキンの企業集団が支援する財団“広げよう愛の輪運動基金“から、奨学金を受けてアメリカに研修留学したことは多くの方に知ってもらっていると思うのですが、皆さんはミスタードーナツ=ダスキンということを知っているでしょうか?ミスドの事業を展開しているのがダスキンなのです。Jは海外研修終了後も、ダスキンや財団との友好な関係があり、何度かダスキンのイベントに参加させていただきました。イベント会場も北海道、東京、三重、大阪、福岡など全国区です。旅好きのJにとっては、全国を回れるだけでも嬉しいことなのですが、イベントを通して多くの方々と出会えることも喜びです。とにかく、一件無関係と思えるダスキンとミスドが同一企業集団と言うことで、今回はミスドのイベントで講話をさせて頂く機会を得たのです。

 のじぎく大会が終った直後から関西地区の巡業に入りましたが、その合間を縫って大阪にあるダスキン本社へ伺いました。Jはダスキン本社に訪れるのが好きなのですが、一番の理由は最上階にある“クラブイレブン“の存在。ここは喫茶店のような雰囲気になっていて、打ち合わせや休憩などに使われるのですが、ミスドのドーナツが食べ放題!コーヒーやジュースをはじめ、カップメンなども全て無料。更には公衆電話も無料でかけ放題と言うサービスなのです。(セコイかな?) しかも、アメリカ留学前に開催していただいた壮行会が、この場所で開催されたこともあり、Jにとっては思い出の場所でもあります。 ところで、ダスキンはなぜ?これら無料サービスをしているかというと、会社の方針により「地方から来られたお客様などがリラックスして過ごせたり、家や家族に対して無事に到着したことを連絡していただくために無料電話を配置した」そうなのです。このような気配りはダスキンという会社の特徴です。

 少し話が反れますが、ダスキンの初代社長は、あのような大企業を作り上げながらも、生涯借家の小さな家で過ごしたという話があります。多分、その方は単にお金が欲しいとか、偉くなりたいという欲望で起業した訳ではなく、事業を通して少しでも世の中の役に立ちたいという気持ちから起業されたのでしょう。だからこそ、世の中をきれいにする仕事=ダストコントロール(ホコリ掃除)業を選択したのでは無いでしょうか。ちなみにダスキンとは、ダストコントロールの“ダス“と、ぞうきんの”キン“を合わせて名づけられたそうです。また、この会社は感謝する気持ちを表現した社訓などもあり、毎日の朝礼と終礼時には全員でお経を読み上げるなど、かなり変わった社風を持つ会社です。この企業集団と長いこと関わって、Jが感じたのは「感謝」という二文字がとても似合う会社です。


イベント会場に掲げられたダスキンの社訓


 さて本題ですが、まず「フレンドシップフェスティバル」とは、どのようなイベントかと言うと、ミスドで働く方々の年に一度の慰労会みたいな感じかな。今回は近畿地区のお店から約800名のスタッフが参加していました。でも、ここに参加できる人は、多くのスタッフの中でも一部の特別な人たちなのです。例えば、普段の勤務態度が良好なことは言うまでもありませんが、ドーナツを作るスタッフは「ドーナツ作りテスト」を受けて高い評価を得なければならないし、接客スタッフも日頃からサービス向上に関してのアイディアを提案したり、常に向上心を持って勤務にあたる優秀な人たちなのです。しかも、このイベントではただ楽しむだけではなく、初日に筆記試験なども行われて最優秀スタッフが決定&表彰されることになるのです。

 今回会場となったのは神戸市内のポートピアホテルでした。2日間に分かれて開催されたのですが、初日は筆記試験やスポーツ大会があったそうです。Jの講話は2日目だったので、初日のイベントには参加していないのですが、その日の夜にはホテルの大ホールでパーティーが開催されたので参加しました。パーティーは「夏祭り」をイメージしたものだったので、中央に盆踊りのやぐらがあり、壁に沿った周りには屋台風の食べ物ブースやゲームコーナーが並んでいました。しかも、参加者の多くは浴衣姿であり、本当のお祭りっぽい雰囲気が漂っていました。Jは車椅子になってからというもの、あまりお祭りには行ったことが無かったので、その雰囲気だけでもかなり楽しめました。しかも、食べ物はさすが高級ホテルという感じで、何を食べても美味しかったです。

 この「夏祭り」の最後のイベントが、例の表彰式でした。 で、これが感動だったのです!! 10位から一人ずつ名前を呼ばれてステージへ上がって行くのですが、名前を呼ばれた人たちは本当に素晴らしい笑顔で喜びを表現していたし、中には思い余って泣き出す人もいたのですが、見ていてとても感動的でした。最初は一番遠くで見ていたJも、その場の熱気と感動的な雰囲気に思わずステージの目の前まで近寄って見入ってしまいました。確か「独り言」でも書いたんだけど、この種の表彰が良いとか悪いとかなんて判らないけど、でも頑張った人を誉めたり称える事って大切だと思いました。別に誉められるために頑張っている訳じゃなくても、こういうご褒美があると誰だって嬉でしょ? Jなんて単純なので、誉められたりするとすぐにその気になって頑張ってしまいますよ(笑)


表彰式の模様です(表彰された方の表情が印象的でした)


 ところで、2日目の講話なんですが・・・・・、ステージに立つ直前まで全然緊張も無く、心の中で「今日は行けるぜ!」って思ってたんですが、スポットライトの当たったステージに上がると急に緊張が走り、それでも最初は普通に話が出来ていたのですが、途中で話していることが自分でも良く分からなくなり、超パニクッってしまいました。途中長ーい沈黙を2度ほど入れて、支離滅裂な話が続きました。でもね、最後に復活しましたよ! ちょっとバスケ車に乗って、ボールを持ちながらバスケの話をし出したらね(笑) たまたまステージ横に置いておいたバスケ車のお陰で救われました。 Jはこれまで何度も人前でお話をさせて頂いたのですが、ステージに上がって話だけするスタイルって苦手です。何度やっても慣れないなー(苦笑) でも嫌いじゃないですよ!すごく刺激的だし、新たな発見もあるしね。


講演中のJ(慣れないスーツを着て奮闘中のJですが、かなり緊張してました)


 今回もたくさんの方々と出会うことができたし、貴重な経験ができました。ミスドやダスキン企業集団の方々をはじめ、お世話頂いたたくさんの方々に感謝です。また、イベントに参加された数人の方々から感想メールを頂きました。Jのつたない講話でしたが、何かを感じていただけたようで嬉しく思いました。ありがとうございます。 それから、みなさんが今度ミスドに行ったら、是非店員さんの対応を見て欲しいです。みんな元気で明るく親切な対応をしてくれるはず! Jはいつもチェックしてるんだけど、どこのお店に行っても素晴らしい対応です。

合掌


第二話 「夏休みふれ愛教」室in新潟

 この前、友人のS平と一緒に新潟へ行ってきました。これは新潟県の肢体不自由児協会というところが主催して、夏休み中の小学生を対象にして、車椅子バスケの体験などをしてもらうイベントだったのですが、このイベントの話を頂いたきっかけが、昨年出演したNHKのテレビ「ようこそ先輩」でした。もっと詳しく書くと、この協会とJを引き合わせてくれたKさんは、Jがアメリカ生活で知り合った女性でした。彼女がJやJの出演するテレビの情報を友人であり協会に勤務するYさんに紹介してくれたことで、このイベントが企画されることになったのです。

 通常は先方の企画したイベントにお邪魔して、お話をしたりバスケを披露するのですが、今回はイベントの企画から全て任せていただきました。決まっているのは3時間と言う時間だけで、あとの内容や進行は全てJに任せていただけるということでハリキリましたよ。しかし、その分不安も大きかったので、今回はイベントやバスケ講師をやり慣れているS平に協力を依頼したのでした。Jがイメージしたのは、まさにNHKの「ようこそ先輩」でやった内容です。

企画内容
 第一部
  1、 車椅子バスケ試合披露
  2、 Jの講話及び夢や目標についての対話
 第二部
  1、 車椅子に乗ってみよう
  2、 車椅子リレー(基本編〜応用編)
  3、 ボールを使った練習
  4、 ゲームにトライ
  5、 質疑応答、総評


 「百聞は一見に・・」ということわざがあるように、まず車椅子バスケを知ってもらうために試合を観てもらうことにしました。そこで、新潟県内にある2チーム(新潟81と長岡ジェッツ)の方々に応援を依頼して来て頂きました。ちょうど4人ずつだったので、S平とJがそれぞれ分かれて加わり、5対5をしたのですが、何だか子供達は少し退屈そう・・・。ゲームの方はS平もJもスリーポイントが決まったり、新潟の選手もいいプレーを見せてくれたお陰で、接戦の高ゲームが展開されたのに・・・。ちょっと心配したJでした。しかし、後で判ったのですが、子供達は実際に体験がしたくてウズウズしていたらしいのです!(笑)

 その後、子供達はJの話も熱心に聞いてくれたのですが、意見や質問を投げかけてみても消極的。そこで、Jは時計を見ながら「話は少し早めで切り上げて体験に進もう」と思いましたよ(苦) しかし、二部に入ってからというもの雰囲気は一変しました。まず、最初に4チームに分けて、彼らにチームワークを求めました。何かを始める前は円陣を組んでの声だしを奨励したのですが、結構大きな声がでてきた。そして、色んな人とのコミュニケーションを目的として、チームには新潟の選手やボランティア数名を含めた混成チームとしました。特に学生のボランティアさん達は「私たちもやりたい!」と言う人が多かったので、盛り上げ役も兼ねて入ってもらいました。また、多くの子供達はミニバスをしているらしく、車椅子の操作もなかなかのもでした。特に車椅子レースに入った頃からは、盛り上がりをみせ、S平からも「つかみはOKじゃん?」と笑顔で声を掛けてもらい、ホッと一安心のJでした。

車椅子操作練習集風景
(みんな怖がることなく積極的にトライしていました)
チーム対抗レースの風景
(とにかく盛り上がりました!)


 その後、ボールを使ったランニングシュートにトライしました。最初はエアボールの連発でしたが、感覚をつかんでくると殆どの子供がリングまで届くようになったのも驚きです。そして、何よりみんな精一杯楽しんでくれている感じが伝わってきたのが良かったです。Jはいつものように大声を出して場を盛り上げたのですが、子供達も良く声を出してくれたし、学生さん達も手伝いに盛り上げ役に頑張ってくれました。そえと、自分自身が楽しめたことも大きかったな。

ランニングシュートの風景
(みんなとても優秀でした)
試合の風景
(勝ち負けは別として結構得点が入る展開となりました)

 気が付いてみると、終了時間を大幅に過ぎてしまう計算。本当はまだまだやりたい事がたくさんあったのですが、体育館の使用時間も限りがあるため、後半は大急ぎで内容を消化する形となってしまいました。しかも、最後の総評と質疑応答では次々に意見が出されたのです。Jは彼らの意見を聞きながら、最初の静かだった彼らとは全然違う様子に感動すら覚えました!本当は、もっともっと意見交換をしたり、質問等に対して丁寧にお答えをしたかったのですが、時間がなくてあまり出来ませんでした。それが唯一心残りなのですが、それでも全体を通せば大成功と言って良いのではないでしょうか。終了後、Yさんに「テレビより良かったんじゃないですか!?」って言われたことが嬉しかったし自信になりました。まあ、Jはテレビ出演した後も、似たようなイベントを何度か経験したので学習しましたよ!(笑) しかも、知恵袋S平のヘルプもあって、かなりスムーズに充実したイベントを開催することができました。

 

 最後に、このような機会を下さったYさんをはじめ協会に皆さん、お手伝いを頂いた新潟の選手の皆さん、ボランティアの学生さん、そしてS平、本当にありがとうございました。また、参加してくれた子供たちにも「ありがとう!」を言いたい。それから、後日参加者のお母さんから一通のメールを頂きました。“掲載不可”ということなので、詳しいメールの内容は避けますが本当に感激しました。このような貴重な経験が数多くできる自分を幸せに思います。ぜひ今後とも機会があれば続けていきたいと思います。


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