サイトトップへ 体験記トップへ mail to Jimbo 2002.12.01.


初体験の救急車
         〜 高速道路で車が・・・・・

 旅に出る日の朝に撮影した愛車のチェロキー。この後すぐに事件は待っていた!
先日車でユタ州との州境にあるデュランゴという街を目指して旅にでました。 当日は雪が降っており車の温度計はマイナス7度を指していました。前日までは良い天気が続いており結構暖かかったのに、「さすが、雨男ぶりは健在だなー(雪ですが)」などと思いながら、旅へと出かけたのでした。しかし、高速道路上には、殆ど雪もなく結構走り易かったので、快調に飛ばして南下していきました。

1時間ほど車を走らせた頃、ガスを補給するためにスタンドに寄りました。 そして、再び高速道路へ戻ったのですが、ふとメーター類に目を向けると、水温計が妙に高い位置を示していることに気づき、イヤーな予感がしていた矢先に「事件」は起こってしまったのです!! な、なんとボンネットから白い煙が立ち上がってくるではないですか!! しかも半端じゃない煙の量で、路上は霧が立ち込めているような状態になっていました。 何だか、とてもヤバそうな気配。 とりあえず車を路肩に止めてボンネットを開けると更に煙が増し、エンジンルームにはクーラント液が飛び散っている状態だったのです。 多分どこかからクーラントが漏れて、オーバーヒートを起こしていることは検討がつきましたが、どこから漏れているのかは検討がつきませんでした。

 ちょうどその日は日曜日で、車の修理工場などは休みのはず。デンバーから1時間も走らせてきた田舎の高速道路上で、どうしたら良いのか?? 途方に暮れていると、ある一台の車が止まってバックしてきたのです。それとほぼ同時に後方からサイレンを鳴らした消防車が近づいてきたのでした。「まさか!」と、思いましたが、その消防車はJの車の後ろで止まったのでした。 きっとJの車を見た通りすがりの誰かが通報したのでしょう。消防車からは4人のお兄さんたちが出てきて、車の症状を見てくれたのです。原因は、あるホースが裂けていたらしく、それさえ交換すれば直るとのことだったので、車の部品が売っている近くのホームセンターまで車を移動するよう進められ同意しました。また、話をしている最中には、もう一台の消防車と救急車まで到着して、とんだ大事になってしまったのです。これにはJも驚いて恐縮しっぱなしでした。

 ここで、日本とアメリカの大きな違いを発見&体験しました。日本で事故や故障を起こした場合、人身事故でない限り警察や消防は全く関与しないのですが、アメリカでは彼らが色々と相談に乗ってくれたり、助けてくれるのです。(これが普通か特別かは定かでないが・・・) まず、消防の人たちはJの車を移動するトラックを呼んでくれました。また、ホームセンターまでは救急車が運んでくれたのです。彼らは「この車にのれば暖が取れるよ」と言いながら、本当に親切な対応をしてくれました。この時Jは故障に遭い、寒い中で途方に暮れていたので、彼らの親切が本当に嬉しかった。 この場を借りて、「助けてくれたみなさん、本当にありがとうございます!!」  ただし、打たれ強いJはその後はすぐ立ち直り、「アメリカで救急車に乗れるとは思わなかった。しかも、怪我もしてないのにラッキー!」などと思いながら、車の中を見回していました。 それにしても、こんな事になったにも関わらず、彼らはJを店まで届けると、名前も聞かず調書も取らずに帰っていってしまったのです。この辺がアバウトなアメリカっぽいところだと思うわけです。

 ところで車はと言うと、雪降る寒い中で手にたくさんの傷を作りながら、ホース交換の修理をしたにも関わらず、違うところからも漏れていることが判明して、結局乗って帰ることはできませんでした。まあ、20万マイル(約32万キロ)も走っている車なので、アチコチにガタが来ていることは承知の上で購入したんですが、残念ながら今回はアラバマで買ったエクスプローラーのように、大当たりにはならなかったようです。 そして、友人であるジェーミーに電話して、お迎えをお願いすると、彼は快く迎えに来てくれたのでした。その後、ロードサービス会社からトラックを呼び、近くの修理工場まで車を移動したのですが、やはり日曜日で店は閉まっていたので、とりあえず手紙とキーをポストに入れて帰ってきたのでした。

 後日、修理屋から連絡が入り、「エンジンに亀裂が入っているので交換する必要がある」とのことでした。 そして、「修理費用は約4千ドル掛かる」とのことでした(涙) が、実は車を購入する際にオプション加入した自動車修理保険が、まだ保障期間中だったので中古車ディーラーへと相談すると、消耗品以外は保険でカバーできるとのこと。 まだ結末ははっきりしませんが、とりあえず最悪の事態にはならないで済みそうです。 まあ、かなりシンドイ思いもしましたが、「体験記ネタ」の貴重な経験もできたし、珍しくオプションの保険に加入していたお陰で、痛手は最小限に留まって良かったです。 なんだかアメリカ生活は本当に色々なハプニングに見舞われていますが、裏を返せばとても貴重で刺激的な生活が送れているということでしょうか。そして、やっぱり最後には「俺ってラッキーだなー」と、いう思いが浮かんでくるのでした(笑)

そうそう、今週末からカリフォルニア州サンホゼで、D1の上位6チームが勢揃いして試合があります。この遠征は今シーズンの順位を占う意味でも大事な試合となりそうです。そこで、次回はサンホゼ遠征の模様を書こうと思います。



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