サイトトップへ 体験記トップへ mail to Jimbo 2002.11.06.


2002〜2003シーズン開幕!
          〜新しいユニホームとサンディエゴ遠征

 行って来ましたサンディエゴ遠征! 今シーズンのスタートは、まだまだ暖かったカリフォルニア州のサンディエゴからでした。ところで、はじめに何故サンディエゴを最初の遠征地に選んだのかと言う事を説明しましょう。 実は、チームメイトから聞いた話なのですが、マネージャーのラリーがサンディエゴを選んだ理由は、二つあったそうな。 まず一つ目は、この大会がD2チーム中心の大会なので、ウォーミングアップを兼ねつつも、きっちりと勝ってシーズンに勢いをつける遠征にしたかったから。 そして二つ目は、暖かい場所を選んだ最大の理由なのですが、寒さで故障をしないようにと、選手の体調を気使ってのことらしいのです。 我がチームのラリーは、とても仕事が出来る、選手思いの素晴らしいマネージャーなのです!!

日本ではマネージャーというと、サポーター的な役割が主で、スコア付けや水作りなどの仕事を想像します。しかし、アメリカでのマネージャーはチームをマネージメントする人を指します。したがって、スポンサー集めやお金の管理、チームスケジュールの調整や航空券の手配、選手のリクルートに関わることまで、決定権は全てマネージャーにあると言っても過言ではありません。ですから、その人の働き(実力)次第で、チームの運営や経済状況は大きく変ってくるという重要な仕事なのです。 そこで、今回はシーズンイン直前にあったマネージャーのラリーと、選手でありながらラリーの補佐的役割を果たしているエディにまつわるエピソードを紹介します。

初遠征を2週間後に控えたある日、エディからチームメールが入ってきました。内容は、「現在新しいユニホームの製作に掛っているが、NBAのナゲッツがフルサポートしてくれるか微妙な感じだ」と言うことでした。そして、「最高の場合は、全てNBAのナゲッツと同じユニホームを無償(サポート)で手にする事ができる。 しかし、最悪の場合はそれらを全て我がチームの経費で購入して選手に支給する形になる」と。 まあ、どの道選手は全て無償で手に入れる事が出来るのですが、最悪のケースだとチームとしては大きな出費となるわけです。

 更に1週間が過ぎた頃、エディから報告のメールがありました。これは英文を一部そのままのっけちゃいます。
「Ok guys, it is official, we will have new jerseys and they will all be on the Nuggets. Woo Hoo.... We will look good!! Eddy」
難しい文では無いので、あえて訳は入れませんが、良い結果になったことは分かって貰えるでしょうか? すると、今度はチームメイト達がスグに反応を示したのです。「良くやったエディ!」、「お疲れ様ラリー!」、「スゲー!」、「ヤッホー!」と言った具合です。 選手もスタッフもお互いを気遣いながら、とても良いコミュニケーションが取れているチームだと実感しました。 ちなみに、Jは31番をゲットしました。 なぜ31番にしたか?? それは、なんとなくの思いつきです。 

 そうそう、肝心なサンディエゴ遠征ですが、全部で6試合を戦ったのですが、もちろん大差で全勝しました。 しかし、ここで特筆したいのが、《チームの在り方ってコーチによって全然違うものだなー》と、言うことです。

 というのも、少し話は反れますが、遠征の数日前にコーチのエリックから、選手全員に一冊ずつファイルが配られたのです。 それには、今シーズン我がチームが目指すプレー(オフェンスやディフェンス、選手の心得に至るまで)に関する詳しい資料が収まっていたのです。 そして、選手はそれらを全て予習してくるように言われていたのでした。 試合当日の朝、資料の内容について全員で話し合い(質疑応答)が行われたのです。 もちろん、その後のゲームでは、それら全てを実践で試していったのですが、みんな混乱しつつも、必死に指示通りのプレーができるよう思考錯誤が繰り返されました。 しかも、得点が何点離れようとも、気を抜く選手やプレーが理解できていない選手はどんどんベンチに引っ込められていくという展開で、選手交代も頻繁に行われました。 ですから、選手は常に集中力と緊張感を求められ、自分のプレーに没頭していったのです。 また、エリックは常に選手とコミュニケーションを取りながら、チームをまとめていったのでした。 それから、ある試合中のタイムアウトで、「俺達はこの試合で勝つことを目指している訳じゃない! チームが一つとなり、成長するために学んでいるんだ!」と、言っていたのが印象的でした。 そして、試合後も場所をレストランに移して、チームディナーを取りながら、メンバー全員で本音の意見を交わして、チームが常に一つになるための確認をし合いました。 これぞD1チーム!って感じで、意識の高さがヒシヒシと伝わってきました。 

 例え上手い選手でも、必死にプレーしなければベンチに下げられる。ベンチ入りしている全選手の実力が均衡しているゆえに、チームメイトは仲間であり、常にライバルであることがはっきりと空気で伝わってくるのです。 正直言ってこんな危機感を感じながらプレーしたのは全日本でも無いかもしれない。 もちろんレイクショア時代にも無かった・・・・・。 でもこの緊張感がたまらなくイイ! きっと、こんな環境の中でプレーする事が選手にとって必要なのではないかと思います。 Jは時々この雰囲気に逃げ出したくなりながらも、少しずつバスケに対する情熱が蘇ってきているのを実感している今日この頃です。

 ところでJは・・・・・・・・・、この遠征で結構ベンチにいる時間が長かったので、何となく今の自分が置かれている状況は把握しているのです。 ハッキリ言えば控えの選手という存在。 でも、このままベンチマンで終るつもりは絶対にないし、必ず春までにはコーチにも他の選手にも認められる選手になる! というか、選手全員が頑張って成長し、全員が試合で活躍しなければ、絶対にチームとしての良い結果は得られないって思うから、例えベンチマンになったとしても、与えられたプレイタイムを、自分の仕事をきっちりこなせるよう、常に意識しながら精進するのみです。

最近、ようやくエンジンが掛ってきた感じ。 なんか久しぶりに大きな刺激を受けて毎日ワクワクしています。練習にも集中できるようになってきたし、少しだけどシュートの感じも良くなってきた。 何よりバスケが楽しくて仕方がない! それと、負けたくないヤツ(外圧的だけど)もでてきたし、目標にできることが一つ一つ明確になってきた感じです。 


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