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体験記トップへ mail to Jimbo 2002.01.28.


地元大会“パイオニアークラッシック”レポート
              〜それでも勝てない理由(わけ)

 みなさんこんにちは。今週末は遠征が無かったのですが、クワドラグビー(車椅子ラグビー)の大会が、モントゴメリとバーミンガムにまたがって2会場で開催されているため、モントゴメリ会場でタイマーやスコアの手伝いです。オージーとカナダのチームも来ていて、そこそこ盛り上がっているのですが、やっぱり見るのもバスケの方が面白いかなーなんて思いながらやっています。

さあ、今日は先週末に開催された地元大会“パイオニアークラッシックと、その前夜にアトランタのウエスト・ジョージア大学で開催されたダラスとの試合を報告です。

まずはアトランタ。アメリカに戻って翌日の木曜日(17日)、当初相乗りで現地に向かう予定でしたが、集合時間を間違えて一人で行くことになってしまった。しかも、情報は大学の名前と試合開始時間だけです。日本だとちょっと不安になるのですが、ここはアメリカ!道に迷うこともないだろうと、慣れっこの神保は一人で車を走らせた。案の定3時間ほどで無事到着し、体育館に入ると驚く事に観客がいっぱい。聞いてみると毎年恒例の行事らし、会場にはく千人ほどの観客とテレビ局が待っていたのでした。

アメリカではどんな試合もたいてい国歌斉唱が行われるのですが、この試合も例外ではなかった。日本人に比べると、アメリカ人の祖国や国旗に対する愛情は異常なものかもしれない。以前読んだ本に、日本人は天皇行事やマラソン大会などで、日本国旗をたくさん振って騒ぐくせに、行事が終るとゴミ箱に捨てて帰ってしまう。その光景を見た外国人が「いったい日本人は何を考えているのか?」と言ったそうだが、確かに日本には愛国心なんて存在するのか疑問かも。神保は大会で何度か日の丸を背負わせてもらったけど、特に最近はその喜びを表現するために、車椅子も髪の毛も日の丸を意識しているし、必ず日の丸のステッカーも入手して貼りまくっている。我ながら結構愛国心の強いこと気づく。

試合内容を書くのは辛いので、下のパイオニアークラッシックレポートでまとめて書きます。とりあえず、スコアは確か94対76だったと思います。得点を見ても分かるように、今シーズンから採用されたNBAルールのお陰で、試合時間が40分から48分に延びて、試合によっては100点ゲームも珍しくなくなったのです。




さーて、あまり触れたくないけど今シーズン初の地元戦となった、“パイオニアークラッシック”のレポートです。実はこの試合、日本代表チームもエントリー予定だったために、各チームにもその案内が行っていました。最終的には世界選手権の選考合宿と近かったことから、時間や金銭的な問題でキャンセルになったのですが、会う人会う人に「何で日本は来てないんだ、楽しみにしていたのに!」と言われました。結構みんな興味があったみたいです。その代わりと言っては何ですが、掲示板の書き込みにもあったように、モービルという街から日本人の友達が3人応援に来てくれました。この場を借りてありがとう!

試合の方は、初戦で角上のテネシーを10点以上話して楽勝したんです。この時はみんな良く声も出ていたし、それなりに頑張って走っていたので、当然と言えば当然の結果が転がり込んできたのですが、正直なところ個人的には「やれば出来るくせに、毎回しっかり走ってくれよ!」と、ちょっと不満でした。というのもアメ人は勝手で、試合の展開も全く気にせず、自分の調子でポンポンとシュートを放っては、「ジンボー、リバンド!」、「ジンボー、ヘルプ」と、お願いばかりしてくるんです。(笑) それでもチームに良い兆しが見えてきたので、翌日の試合が楽しみでした。




2回戦はダラスとの試合でした。が、しかし1Qで30点以上取られて試合が決まりました。みんなダラスということで緊張していたんだと思うのですが、DFも戻りが遅く前日とは偉い違いです。何本の速攻を許したことか・・・・。また、相手チームの選手は体つきからして違います。まさにアスリートという感じの筋肉質で無駄のない身体です。目的や目標の高さが全く違う感じです。残念ながら太刀打ちできる相手ではないのでしょう。また、以前から我がチームのコーチはシュートが入る選手や自分の好みで選手を使う傾向があったのですが、地元戦のせいか、この試合では更にそれがはっきりしていました。そのせいか、神保もベンチにいる時間が長くなったのですが、数人の選手には理解できないことでした。D1で勝負する最低限の条件として、走れること(スタミナ・スピード・パワーを合せて)が必要だと言うことは誰もが理解すべきことです。結局50点取っても80点取られるという悪循環が続き、ダラス戦では120点近く取られて大敗したのです。敗者復活戦のアーカンソー戦でも、接戦こそ演じたものの敗退しました。誰が見ても勝てるゲームを落としたという感じで、正直言って腹が立ちました。が、多分自分はシュートが良くないという理由でベンチの時間が長かったと思うので、何も言えません。もっともっと練習するしかありません。

そして、ついにはこんな問題まで起こってしまったのです。多分神保が思うに、我がチームでD1の選手に一番ふさわしいと思われるテディー選手が、シーズン半ばでチームを去る決断を下したのです。とても残念なことですが、「試合に出られず生き地獄にいるよりは、家族とゆっくりしたい」と、いう彼の言葉に反対することは出来ませんでした。また、その問題に絡んだチームミーティングでは、「テディーはわがままだ!」とか「オフェンスをどうしたら勝てるか?」などと検討はずれのことばかりで、正直言って呆れました。神保は「もっと一生懸命DFしないと勝てないよ!」と言い放ったのですが、今後もどうなることか・・・・・。だからこそ思うことは、勝つという言葉を口にする前に、もっと走れ!練習しろ!!と言うことです。我がチームはとても良いチームです。しかし、練習や走ることを嫌う選手が多いのです。いかにチームワークが良くても、シュートが入っても、これでは限界が容易に見えてしまいます。多分我々はD2にふさわしいチームなのでしょう。

今週は木曜日から4日間、ケンタッキー遠征が入っています。実はパイオニアークラッシックの時に「何故今期移籍しなかったの?」と、他チーム数人の選手に聞かれました。そして、来期の移籍話を持ちかけられたのです。また、昨日は「今週末のケンタッキーで、移籍の話をしたい」と、違うチームの選手からE-mailを貰いました。今のところ来期のことは全く考えていないのですが、そろそろ考える時期になってきたのかも知れないーと思う今日この頃です。

つづく


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