トップページへ もどる mail to Jimbo


K大きな壁に直面(2001年2月) 
子供のスポーツ育成補助を見ても”文化の違い”で済まない日米の差


 この2月、米国でスポーツといえばバスケットが一番の注目を集めてる時期となります。
 というのも先月でアメリカンフットボールのシーズンが終わり、野球が開幕する4月までの間は4大人気スポーツがアイスホッケーとバスケットのみとなるからです。
 特にバスケットの場合、プロはもとより大学リーグも非常に盛んなため、この時期は必ずといって良いほど、毎日テレビでも試合の模様を中継しています。また、今シーズンは私自身も5回ほどNBAや大学の試合を観戦しにあちこちへ出かけました。
 年が明けてから財団オフィスにある私のメールボックスには、たくさんの予定表が入るようになりました。ほとんどは、夏に全米各地で開催されるジュニアを対象とした各種サマースポーツキャンプの予定表です。
 これらの資料を読んで感心するのは、非常に安い経費で参加できることです。たとえば3泊4日で行われるバスケのキャンプを例に見ると、ホテルと全食事を含んだ参加費は120ドル(約1万4千円)。しかも場合によってはジュニアが所属するチームや財団が交通費を含めた全経費を見てくれるのです。
もし、同様のキャンプを日本で開催しようと考えた場合、交通費を除いた経費だけでも、米国の3倍くらいになってしまいます。これに旅費を入れると、海外旅行が出来てしまう額になる…。
 また、車いすを使用した14、15歳の子供が一人で飛行機に乗ってキャンプ地まで訪れるということも、米国では珍しくないのですが、多分日本では危険という認識が強く考えにくいことかも知れません。
 私は米国での経験や知識を日本に生かそうと考えていますが、こうした現実を考えると非常に難しい問題が多いことに気が付くのが実情です。
 これらの問題を日米双方の友人に話すと、彼らからは一様に「文化の違いだから仕方がないのでは…」という答えが返ってきます。
 本当に文化の違いだから仕方がないのか? 現在、私はとても大きな日米の”カベ”にぶつかっている−そんな気がしてなりません。



トップページへ  もどる  mail to Jimbo