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B 車いすスポーツでも入場料が必要なアメリカ(2000年4月掲載)


 4月上旬、バスケットのシーズンを締めくくるビッグトーナメント、全米選手権を観戦しにイリノイ州のシカゴを訪れました。シカゴは暖かいアラバマとはまったく違い、猛吹雪に見舞われたりと、まだ冬真っただ中の装いでした。
大会で、最初に驚いたことは、入場料がかかるということです。普通のスポーツでは当たり前かも知れませんが、車いすスポーツで入場料を取るなど日本では考えられないことです。私は2日間のフリーパス20$(約2千200円)を買い求めました。会場に入ると、スポンサー各社の看板や横断幕が飾られているのが目に付きました。地元のプロチーム・シカゴブルズもスポンサーになっており、ぬいぐるみのマスコットが盛り上げ役で来ていました。また、プログラムや記念Tシャツなどの販売も行われていました。
 試合の方は、全米各地区から勝ち上がってきた強豪同士の対戦なので、どのゲームも白熱した接戦ばかりでした。この大会に出場できるのは、全米で300以上あるチームの中の1部リーグおよび2部リーグの上位4チームだけです。
 1部リーグのチームの多くは、NBA(プロバスケットリーグ)傘下のチームで、選手の多くはお金をもらってプレーしている”プロ”です。しかも、カナダ、オーストラリアなど世界中からリクルートされて集まってきた”スゴイ連中”ばかりです。そして選手たちはそのプロ意識で、全米の頂点を手にするために必死にプレーしているのです。そのレベルの高さや、会場の緊張感は「世界大会を観戦しているのか」と錯覚するほど素晴らしく、観ている私も興奮してしまいました。
 余談ですが、この大会に知り合いの選手の家族が応援に来ていたので、あいさつをしたところ、「家族にとっても名誉なこと!」と嬉しそうに話していた奥さんや、パパを応援している子供たちの姿がとても印象的でした。
 シーズン中はほとんど家にいない選手も、この大会を終えるとオフ。家族や恋人とゆっくり過ごしたり、夏のスポーツを楽しんだりと様々なオフを満喫、充電して、次のシーズンに備えます。アメリカは、アマでもシーズン制を採用しています。この辺も日本との大きな違いではないでしょうか。



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